親父、文楽劇場で展示したよ。


大阪・日本橋「国立文楽劇場」

菅公没後千百年祭記念公演

「菅原伝授手習鑑」

天神さん人形展

文楽の公演「菅原伝授手習鑑」のポスターです。
正面入口から入り、やや左手奥に展示室があります。

向かって右、東日本から西日本へ。

ちょうど角が「金沢の天神飾り」です。

「相良の天神持ち」や、三春張子、

久ノ浜張子などが見えます。

土人形の原点「伏見人形」が鎮座しています。

押し絵や天神凧、大津絵があります。

御存知「出雲(今市)土人形」が綺麗です。

小泉八雲の逸話とともに

「松江のお宮と姉さま人形」が飾られています。

十日市土人形は本の表紙を飾ったものです。

津屋崎土人形、羽ばたき天神などに続き

最後に「木鷽」を展示しました。

当コレクションはこの他約600体あります。

今回展示分は全て本著に詳しい解説と

製作者の紹介がされています。

菅原伝授手習鑑は、ほぼ一日かけて通しで観ます。

全ての段を上演されることは滅多にありません。是非ご来場ください。

ちなみに「天神さん人形展」は無料です。

菅公没後千百年記念の年にこのような機会をくださいました国立文楽劇場関係者の皆様にあらためて深謝いたします。

木村 素衞


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